2026-07-19 · designer-study
今林宏行の哲学 — 片づける荷物が、片づけの邪魔をする
『倉庫番』(1982) を生んだ今林宏行を、公式サイトの本人挨拶、1983年の LOGiN 誌インタビュー(英訳)、2020年に収集家カルロス・モンティエスと交わした長い対話の三つの一次資料から考察する。「面の楽しさこそが本体だ」という一貫した主張、荷物が荷物の邪魔をするという構造へのこだわり、『壊せる壁』をめぐる失敗と批判への応答、パズルかギミックかという自ら語ったジレンマ、そしてハドソンのあるアクションゲームからの発想までを、本人の発言だけを根拠に読む。